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小額訴訟


■ スピーディで簡単な手続きの進め方
まず裁判を申し立てる場合、その案件を「少額訴訟手続」で進めるのか、それとも「通常訴訟」にするのか選択する必要があります。
「少額訴訟手続」も裁判である以上、勝訴するためには言い分をまとめたり、有利な証拠を用意しなければならないので、正しい法の知識が不可欠です。
司法書士と二人三脚で問題にあたれば、スムーズな解決がのぞめるでしょう。

まずお話をお聞きし、
どういう事情でどういう問題が起きたのか、司法書士にできるだけ詳しくご説明ください。ポイントは、いつ、どこで、誰によって、どんな理由で、どんな不利を、どんな状況で受けたのか。ありのままの事実をお聞かせください。関係書類や経過状況を示すものがあると、書類作成上役に立ちます。
争点をまとめます。
まず、あなたのお話から最適な解決方法を探ります。また司法書士は書類作成上、どういう作戦で裁判にのぞむのがよいのか念頭に置きながら、必要な情報を収集します。
書類を裁判所に提出し、
どこの裁判所に、どうやって書類を出すのか、司法書士が丁寧にお教えします。裁判所の窓口で書記官から手続の説明が行われます。依頼があれば、司法書士があなたに代わって裁判所に提出することもできます。
 
出廷日が決定します。
有利に、しかもスムーズに裁判を進めるためには裁判官の前でどんなことを、どんな順番で話せばいいのか、事前に司法書士がわかりやすくアドバイスいたします。
事前打ち合わせをします。
少額訴訟手続でも法律知識や口頭弁論のテクニックは不可欠。話し方をリハーサルしておくことも大切です。
いよいよ裁判所へ出廷し、
少額訴訟手続の説明の後、裁判がスタート。裁判官がわかりやすい言葉であなたに質問します。あなたは事前の打ち合わせどおりに自分の言い分を述べてください。
言い分を述べます。
司法書士はあなたの代わりに直接述べることはできませんが、不都合があったときは速やかに対応いたします。
証拠などを提出し、
双方の言い分が整理され、争点が明確になると、あなたの言い分を認めてもらうために証拠・証人を出すことが求められます。証拠等の出し方については司法書士が事前にアドバイスします。
審理は終了します。
証拠の提出が終われば審理は終わります。裁判官は双方の言い分や出された証拠について調べを進めます。
即日、判決が言い渡されます。
およそ数時間後に、裁判官はどちらの言い分が正しいのかを判断し、判決を言い渡します。司法書士は最後まで裁判の行方を見守り、あなたの納得のいく結果が得られるようバックアップします。
判決後の確認
判決後は、当然双方がその内容に従わなければなりません。義務を怠れば強制施行が必要となり、そうなった場合の手続も司法書士がお手伝いします。

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